名前が「た行」ではじまる男優・女優
高宮敬二(たかみやけいじ)
1960年頃から1970年代中盤まで俳優として活動、2000年代になって歌手として再デビュー。
第一作で演じた山方新一のイメージのせいか、とても温厚で口数の少ない人なのだろうな、などと勝手に思えてしまう。
橘麻紀(たちばなまき)
1970年代中盤から1980年代前半まで東映映画への出演を中心に活躍した女優。
中学生高校生の頃に観た多くの映画のお色気場面に必ず登場した橘麻紀さんは、一時期、管理人の憧れの女優さんでした。
ピラニア軍団の人達とも親交が深かったようで、俳優は入れないはずの「村民」として、渡瀬恒彦とともに名を連ねています。
田中邦衛(たなかくにえ)
加山雄三の若大将シリーズでブレイクを果たしたこの俳優が日本を代表する名バイプレイヤーになるなんて誰が予想しただろう。
憎めない敵役として数多くの映画、テレビドラマに出演。
私(管理人)は、網走番外地でいつも健さんにくっついている、少しすっとぼけた人、という印象が強かった。
一般的には北の国からが代表作ということなんだろうけども、仁義シリーズでの槙原政吉のコバンザメ演技こそはその持ち味を最大限に発揮した役だと思います。
丹波哲郎(たんばてつろう)
俳優もここまでのレベルになると何を言っても許されるんだ(笑)。
三匹の侍とキイハンターと007の国際的俳優は、第三作代理戦争に出演するも一言も発しない。 明石組組長として写真でしか出演していない、と勘違いされているが、よく観ると約3秒間くらい、動画にも登場している。
千葉真一(ちばしんいち)
で、そのキイハンターのチバちゃん。
体操でオリンピックを目指し、アクションスターとして成功し、海外でも「サニー千葉」として有名な、極真カラテ有段者の出身地は私(管理人)と同じだ。
尊敬する人物は、大山倍達、高倉健、深作欣二(仁義の監督)の三人。
第二作広島死闘篇での大友勝利が、千葉真一のキャリアでどの程度重要なのかはわからないけれど、このシリーズにおいて千葉が演じた大友勝利は伝説になった。
第五作完結篇にも出演していたら、別のテイストの大友が観られたかもしれない(宍戸錠もそれなりに素敵だけど…)。
そもそも、キイハンターというテレビドラマは、映画風来坊探偵 赤い谷の惨劇に始まる「風来坊探偵」シリーズをベースにした、というか、テイストを真似た感じのアクションドラマで、その映画こそが千葉真一の主演第一作だということは知ってる人は知ってる事実だ。
んで、その監督というのが、深作欣二。それも監督デビュー作なんである。
さらに深作監督、キイハンターの第一作目の演出も担当してた、なんてなかなかの因縁で面白い。
大友勝利をオファーされて、
「最初は『これは俺にはできねえ』って思いました。で、深作欣二は俺に何をさせようとしているのか悩んで。それで一週間したところで壁が破れたんです。これでいこう、と。それは、今まで何十年の千葉真一を捨てる、ということでした。ちょっとでも千葉真一が出てはいけない。今までの千葉真一らしさを全て無くす…」
広島死闘篇の公開後に、
「新宿の映画館でお客さんに交じって観たんですが、『千葉真一、どこに出てた?』という人がいたんです。それが嬉しくて…」