仁義なき戦いに関連する各種書籍の紹介。原作・解説本から熱烈なファンによるオマージュ作品まで。

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関連書籍の紹介

何年も経っての仁義本

映画公開から何年も経って、25年も経って、40年も経って、仁義なき戦いに関する書籍が刊行されている。
この映画の面白さ、魅力が時代を超えて普遍的なものであることの証左と言える。

このサイトだって、40年後の今、アップされてるわけで…。

オマケ:第一作の名シーン


床屋を襲う凶暴な有田


殺るつもりが隣りのベッドで

関連する書籍を読むのは、ビギナーズを卒業してから…

ビギナーズの皆さん、ごめんなさい。 このページで紹介する書籍の内、原作本以外は、ビギナーズにはさっぱり面白くありません!(断言)

ほとんどが、映画シリーズを観た人、そしてそれに感激したファンのために著されたものです。

でも、もしも、映画を観て、もっと深くまで仁義のことを知りたいと思ったら、これらの書籍はあなたの人生を豊かにしてこれます!(キッパリ、これも断言)

仁義なき戦い~美能幸三の手記より:死闘篇同:決戦篇

映画シリーズのきっかけになった飯干晃一による原作本。
美能幸三の手記を元に、飯干晃一が編纂しなおし、解説を加えたものです。 ノンフィクションノベルとしては他の追随を許さないレベルの力作であることは間違いありません。

原作とはいっても、映画シリーズの内容とはかなり異なっています。 映画はこの原作に書かれた内容をさらに第三者への調査も含めて、膨らませ、フィクションとして完成させたものといえます。
映画内での役名や組織名の元の名称がそのままなので、対比させてみるのも面白いです。

この本の元の週刊誌の連載がされたのが、1970年。 共政会と打越会の手打ちのほんの三年後だと考えると、その臨場感たるや、たまりません。

仁義なき戦い 浪漫アルバム

仁義なき戦いをこよなく愛する複数のライターによってまとめられたファン必携のオマージュ本。1998年刊行。
作品解説、登場人物の相関図をはじめ、当時のポスターや製作者や演者へのインタビューも満載です。

この本を読んだ後、仁義なき戦いという映画は、その映画のことを書いた文章を読むのも、こんなに楽しくさせてくれるものだったんだ、と管理人は思いました。
広島用語の基礎知識、山守義男の帝王学、男たちのファッションチェックなどの作りこまれたコンテンツから、 仁義なきグッズの紹介、新シリーズの解説、スタッフへのインタビュー・裏話など、あまりに濃い内容が 1800円では申し訳なく思えます。
私が一番、面白かったのは、脚本家、笠原和夫へのインタビュー記事。マニアには垂涎モノです。

訓録「仁義なき戦い」 人生で必要なことはすべて「仁義」に学んだ

映画の中の人物を分析して、ビジネスに活かそうという試みの本(笑)。残念ながら、絶版。
おふざけもここまでするか、といった感じで、仁義なきファンなら大笑い必至ですが、書いてあることはかなり真面目で、考えさせられることも多い内容です。
仁義に関連する本で、管理人は一番多く読みなおした本です。まじ。

この書のタイトルは昔のベストセラー「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」のもじりであることも今となっては注釈が必要になりました。
時代は変わっても、仁義をネタに、いつもギャグを言い続けていたいものです。

その他にも…

三冊、まとめてごめん。

悪の金言訓録と同じビジネス&啓蒙本。
笑ってやってください。

蘇るは写真を多用した最新の仁義本です。 このサイトを書くのに何度も読んでます。

仁義なき戦い伝説は、正統的な解説本。
以前「Perfect Book」と題されていたムックの文庫版。

実在した登場人物広島ヤクザ伝

副題が、「悪魔のキューピー」大西政寛と「殺人鬼」山上光治の生涯。 つまりは、第一作の若杉寛[演:梅宮辰夫]と第二作広島死闘篇の山中正治[演:北大路欣也]のモデルとなった二人の人物についてのドキュメント。

映画の副本ではないので、ここに書かれた内容は、かつて広島に実際に存在した、何人かの命を奪い、最後には若くして死んでしまった二人のヤクザの人生を著したもの。
二人とも間違った人生を送ってしまったが、そのきっかけはどちらの場合も他愛無いことだった。 こんな風にしか生きられない、生きることができなかった事実はどちらも悲しすぎる。

BOOKデータベースには「広島抗争の引き金を引いた、伝説のヤクザ二人の生き様に迫った血塗れのドキュメント」とある。 映画の世界の奥深さを味わうことのできる名著です。